参加者プロフィール
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草下 昂(34)
京都産業大学 経済学部経営学科卒
大阪ステーション フィールドサービス
2005年入社 -
前田 絢佳(27)
久留米工業高等専門学校 制御情報工学科卒
本社情報システム課
2010年入社 -
高橋 哲哉(23)
仙台高等専門学校 機械システム工学科卒
横浜ステーション フィールドサービス
2014年入社
この仕事を選んだ理由
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高橋
僕も、技術者でありながら外で直接お客様と接することができる、サービスエンジニアという仕事の存在を知ってこの会社を志望しました。
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前田
私は子どものころ体が弱く、病院に行く機会が多かったので、自分も医療業界で働きたいと思っていました。たまたま親知らずの抜歯で歯医者に行ったときに、レントゲンの機械にモリタのマークを見つけたのが応募のきっかけです。入社後3年間はお2人と同じフィールドサービスで現場を回っていましたが、今は社内の情報システム課で、PCやスマートフォンなど、社員やお客様の情報インフラを担当しています。

やりがいと自身の強み
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高橋
僕はまだ3年目ですが、故障の症状を聞いて原因を予想してから現場へ行き、実際に思っていた通りに修理が進んだときは「よし!」と思います。違っている場合もありますが、そういうときは少し前の手順に戻って、別の方向から考え直していきます。
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草下
僕の強みはやはり経験です。新人のころは言われたままにしか動けませんでしたが、今は優先順位や移動の効率を考えながらクイックに回ることができるようになってきました。朝、自分の中で1日の目標を立てるのですが、7~8件の修理をこなせた日はかなりの達成感がありますね。1日何件修理対応するというノルマが決められているわけではないのですが。
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前田
最近は簡単な修理マニュアルもスマートフォンで確認できるようになっており、修理中にこれが壊れるとサービスマンは大変です。私は現場を知っている分、少しでも早く対応しなければいけないと常に意識しています。現場の目線で仕事ができるのは、私の強みかもしれません。
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草下
僕も先日、前田さんにはとても助けられました。

魅力的な社内制度
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草下
うちの会社の魅力は、研修や勉強会が充実していて、入社してから知識やスキルをじっくり学べることですよね。
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高橋
スキルアップ研修や新しい機器の勉強会なども実施され、全国の拠点の人たちからも色々な話が聞けるのもうれしいです。
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前田
入社して半年間さまざまな研修をおこない、半年後に各部署に配属されて、その後のOJTも含めると1年近くしっかりと勉強できますよね。それにうちには資格取得制度もあり、奨励金も出ますし。

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高橋
僕たちくらいの世代は全員、エックス線作業主任者の資格を、新入社員研修期間中に取得できるようにしていただいています。同期と一緒にお互い励まし合って勉強しました。
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前田
この資格が無いと、レントゲンの修理に携われませんから非常に重要です。私は配属されてから取りました。草下さんは現場で働きながら取得されましたよね。
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草下
そう、ますます多様な業務を任せられ始めるとても忙しい時期でした。社内の制度もさらに良くなってきていますね。

失敗を乗り越えて
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草下
1年目は勉強、2年目は訓練、3年目から経験を積んでいくという感じですね。僕は2年目のときに古い水道の鉄管を折ってしまい、歯科医院を水浸しにしてしまったという苦い思い出もあるのですが…。
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高橋
僕は、依頼を受けた修理完了後に、少し気なった箇所を見つけたので調整をし、先生にその旨をお伝えした時に「そこは触らないでほしかった」と言われてしまったという失敗があります。
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前田
失敗は誰にもありますよね。でも落ち込んでいる時間はありません。起きてしまった失敗には、できる限り迅速に対応するように努めています。
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草下
事前の対策としては、とにかくきちんと確認すること! 水道管も、先生も。特に先生方とのコミュニケーションは必須です。先生によっては依頼した通りにしてほしいという方もおられるし、逆に高橋くんのような先回りしてくれるサービスマンを求める先生もおられます。
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高橋
今はまず、先生やスタッフさんたちとしっかりお話をするようにしています。最近は、医院の皆さんのお名前を覚えるように心掛けています。そうするとお客様からも、社名ではなく「高橋さん」と呼んでいただけるようになってきました。

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草下
事前の対策としては、とにかくきちんと確認すること! 水道管も、先生も。特に先生方とのコミュニケーションは必須です。先生によっては依頼した通りにしてほしいという方もおられるし、逆に高橋くんのような先回りしてくれるサービスマンを求める先生もおられます。
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高橋
今はまず、先生やスタッフさんたちとしっかりお話をするようにしています。最近は、医院の皆さんのお名前を覚えるように心掛けています。そうするとお客様からも、社名ではなく「高橋さん」と呼んでいただけるようになってきました。
大切なことと今後の課題
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前田
サービスエンジニアというと機械に向き合う仕事だと思われがちですが、実はコミュニケーション能力もとても大切ですよね。私は以前、お客様対応も社内の報連相も上手くできておらず、草下さんに叱られたことがあったのですが、先輩方に鍛えていただいたおかげで段々話せるようになってきました。そこが少しは成長できたところでしょうか。次の目標は、フィールドサービスの皆さんの負担をもっと減らせるように、情報の面から支えていくことです。
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草下
叱ったかな…? いや、心強いです! 僕は後輩が多くなってきたので、彼らの指導にも力を入れたいです。
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高橋
僕は3年間で一通り色々な仕事をやらせていただいたので、これからは社内外問わず、自分から何か役立てることを見つけて発信したいと思います。たとえば業務の改善点など、良いと思うことは積極的にアイデアを出せるようになりたいです。
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草下
提案すれば何なりと経験させてくれる会社ですからね。

学生の皆さんへ
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草下
最初から修理ができる人はいませんが、話をしよう、発言しようという意欲がある人は長く続けられるのではないでしょうか。お客様や先輩たちとたくさん話をして、現場で学びながら実践を通して自信を付けていくことをお勧めします。
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前田
指示を待つタイプではなく、自分で判断して自分でやりたいという方には特に向いていると思います。スケジューリングをはじめ任されている範囲が広いため、個人の裁量でどんどん仕事をすることができます。
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高橋
僕の所属する横浜ステーションのように、拠点によってはメーカーの方や営業マンと連携しながら業務を進める場合もあります。皆さんからさまざまな刺激をいただけることは、本当にありがたいことです。毎日が同じではない、新しいことに触れる機会が多いので、楽しんで働けますよ!

草下
僕はフィールドサービス一筋で11年目。もともと機械を触るのも体を動かすのも好きだったので、営業だけをしているよりも、内勤で決まった業務だけをしているよりも、外に出て幅広い修理に携わることができるこの仕事がやはり楽しいですね。